外来のリハビリテーションとは更なる日常生活動作の向上を目指すために、当院の医師によってリハビリが必要とみなされた方に、目標を定めて一定の期間行うリハビリです。
「急性期」とは、病気や怪我の発症後1~2週間の期間のことを指し、その間のリハビリテーションを急性期リハビリテーションと言います。
手術直後など全身状態が安定していない時期は、長期間の安静臥床により筋力低下や関節の動きが悪くならないよう早期からリハビリテーションを開始します。また、身体の状態が安定してからはベッドから起きて座ることや、徐々に歩くなど日常生活に必要な動作からリハビリテーションを進めていきます。
特に当院では整形外科疾患や呼吸器疾患が多く、医師の指示のもと看護師、リハビリ専門スタッフが連携し、できる限り早い段階でリハビリテーションを行い、在宅復帰を目指していきます。多職種が連携して治療方針の決定や情報共有を行っています。
「回復期」とは急性期での治療が終わり、自然回復やリハビリにより身体機能や日常生活動作の改善が見込まれる時期のことを指します。患者さんが退院後必要となる動作を訓練していきながら家庭・社会復帰を目指します。その為訓練室でのリハビリだけでなく入院生活そのものがリハビリとなります。
当院の回復期リハビリテーション病棟は、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー等の専門スタッフがチーム一丸となり治療を進めています。
治療の方針やスタッフ間同士での情報共有を行う初期カンファレンスや現状報告、家族さんとの情報共有の場として月一度家族カンファレンスが開かれています。入院時家屋調査や退院時家屋調査を必要に応じて行い、家屋の状況を把握し、より自宅に近い環境下でリハビリを進めていく事ができ、また患者さんも同行することで動作指導や自宅の環境を整えることもできます。
★土・日・祝日にもリハビリを行う365日リハビリテーションサービスを提供しています。
当院の通所リハビリテーションはご自宅での生活にお困りがある方を対象に、短時間で行っています。通常のデイサービスとは違い、1~2時間の時間の中でリハビリに特化したものとなっています。
利用の流れとしては、ご自宅まで送迎を行い、セラピストによる個別のリハビリテーションを行っています。
利用者様の年齢、動作レベルは様々となっています。共通しているのはリハビリを行い、各々の目標があり、日々汗を流されています。私たちスタッフも利用者様の力になるべく日々奮闘を行っています。
もし「少しでも良くなりたい」、「長く住み続けた家で暮らしたい」、「趣味の活動を行いたい」などの思いをお持ちの方がおられましたら、ご相談して頂けたらと思いますのでよろしくお願いします。
訪問リハビリテーションはご自宅に訪問し、より自分らしい生活を送っていただけるようにご自宅での環境下、リハビリテーションを行います。
病院の機能向上を中心としたものではなく、生活機能全般を向上させるため、より生活に合わせたアプローチを行っています。具体的には、お風呂の出入りが難しい、着替えが上手くできないといった問題に対して、どのように行えば上手くできるかをアドバイスしながら、一緒に動作の練習をしていきます。
訪問リハビリの必要性があれば、どなたでも利用可能になっていますので、ご相談していただければと思います。
医療法人 平野同仁会 総合病院 津山第一病院
〒708-0871 岡山県津山市中島438番地 TEL(0868)28-2211 FAX(0868)28-2280 PRIVACY POLICY
Copyright © 2005 TSUYAMA DAIICHI HOSPITAL. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.