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患者さまを悩ませる下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤とは?
下肢静脈瘤はありふれた病気ではありますが、患者さまにとっては深刻な悩みとなる病気です。下肢静脈瘤は、静脈の弁が壊れて血液が重力によって下腿に溜まり、静脈が拡張、蛇行する病気です。患者さまとして多いのは、長時間立ち仕事をする人、例えばスーパーのレジ係り、病院の看護師などです。静脈瘤となる表在静脈は大腿から内側を通ってくるぶしに達する大伏在静脈と膝関節の後ろから足首後面に達する小伏在静脈があります。

症状は?
症状としては、下肢のだるさ、張った感じ、痛みがありますが、進行すると皮膚の色素沈着、皮膚潰瘍になります。潰瘍ができると治癒は困難です。治癒は瘤化した静脈を取ってしまうのが一番確実ですが、一つ注意が必要なのは、深部静脈が閉塞して側副血行路として大伏在静脈が拡張、蛇行している場合です。このとき大伏在静脈を取ってしまうと、下肢がぱんぱんに腫れて大変なことになります。下肢全体が腫れ気味で深部静脈血栓症が疑われるときは、静脈造影をするか、超音波で血栓を確認する必要があります。

治療について
静脈瘤に硬化剤を注入して瘤を固めてしまう方法があります。あまり大きな瘤にはお勧めしませんが、表面に蜘蛛状にできた瘤には良い適応となります。皮膚に傷を付けたくない女性には無理をしてでも硬化療法をすることはありますが、将来再発したときに根治手術が困難になります。そのほか、静脈を高位で結紮して下腿の瘤だけを切除する方法もあります。できるだけ広い範囲の静脈を切除することを第一選択としています。
静脈瘤の治療は美容上のこともあり、患者さまの満足度が一様でありません。必ず満足度を聞くようにしているのですが、遠慮されてはっきり言ってもらえないことがあります。今後の参考になりますのでできるだけ思いを伝えてもらえた方がありがたいと思います。




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